敬老の日は、日本ならではの祝日。長年にわたり家族や社会のために尽くしてきた年配の方を敬い、長寿を祝う日です。
敬老の日には、日頃の感謝の気持ちを込めておじいちゃんおばあちゃんにプレゼントを渡す方も多いのではないでしょうか?
「日常で使ってもらえるアイテムを贈りたい」「今年の敬老の日には何を贈ろうか迷っている」といった方もいるはず。
この記事では、祖父母に喜ばれるプレゼント選びのコツから敬老の日に贈るおすすめ手作りグッズ、孫や家族の写真を活用したオンリーワンのギフトまでご紹介していきます。
敬老の日とは?2025年はいつ?

ここでは「今年の敬老の日がいつなのか?」「何歳ころから祝うのか?」「敬老の日は何をするの?」といった敬老の日に関する疑問を解消していきます。
2025年の敬老の日は9月15日(月曜日)
敬老の日は、毎年9月の第3月曜日に制定されており、2025年は9月15日(月曜日)にあたります。3連休の最終日になるため、家族で集まりやすいタイミングでもありますね。
同居あるいは近所にいるおじいちゃんおばあちゃんはもちろん、遠方に住んでいてなかなか会えない祖父母にも感謝の気持ちを「かたち」にして伝える良い機会です。敬老の日には、贈り物や手紙を渡す、ビデオ通話をするという方も多いのではないでしょうか。
敬老の日は何歳から?
「敬老の日って何歳から祝うの?」という疑問を持つ方も多いですが、実は厳密な決まりはありません。
これまでは、還暦を迎える「60歳以上」がひとつの目安とされてきました。ただ、以前よりも寿命が伸び、60歳を超えてもバリバリ働く方や趣味・勉強に忙しくしている方も。年々、敬老の日の対象とされる年齢は上がっていると予想されます。
2024年に行われた敬老の日に関するアンケートでは、「初めて敬老の日を祝われたのは、平均63.1歳」という結果が出ているそうです。
初めて敬老の日を祝われた年齢の平均は63.1歳で前回(2021年)調査時より2~3歳アップ。
一方で、年齢ではなく、孫ができたタイミングや、定年退職後の新たな生活が始まった時など、ライフステージの節目に合わせて「敬老の日」を始めるご家庭も多く見られます。
年齢だけでなく、「孫にとっての“おじいちゃん・おばあちゃん”」という存在そのものが対象であるという柔軟な捉え方も一的になっています。
敬老の日は何をするの?
敬老の日に何をすればいいのか悩む方もいらっしゃるかもしれませんが、基本は「感謝の気持ちを伝えること」です。
たとえ豪華なプレゼントでなくても、「ありがとう」の一言や手紙だけでも、十分に気持ちは伝わります。以下に、敬老の日に多くのご家庭で行われている定番の過ごし方をご紹介します。
- 孫や家族からの手紙やメッセージカード
- 孫からの手作りプレゼント
- 電話・ビデオ通話・メッセージアプリなどでの交流
- 一緒に外食または自宅での団らん
- 記念品やオリジナルグッズのプレゼント
コロナ禍を経て、オンラインでの贈り物やメッセージのやりとりも定着してきました。直接会えなくても、気持ちを届けられる手段はたくさんあります。
敬老の日のプレゼントはどう選ぶ?喜ばれるコツ5つ

敬老の日に贈るプレゼントの選び方についてまとめました。孫からもらう贈り物はどれも嬉しいはずですが、より喜んでもらえるようにプレゼント選びのコツを見ていきましょう。
感謝の気持ちを形に
敬老の日のプレゼントは、何よりも「気持ち」が大切です。高価なものでなくても、選んだ理由や贈る意味を込めて伝えることで、相手の心に深く残ります。
例えば、「このマグカップには、おじいちゃんと一緒に撮った写真を入れました。いつもありがとう。」という一言が添えられていれば、物の価値を超えて、記憶に残るギフトになります。
メッセージカードや、手書きのイラスト、子どもたちの声を録音したボイスメッセージなど、「言葉」や「声」を添える工夫もおすすめです。
日常で使える実用性を意識
「使えるプレゼント」は、おじいちゃんおばあちゃんにとって嬉しいポイントです。使う度にプレゼントされたことを思い出し温かな気持ちになるはず。
- マグカップ(朝のコーヒー・お茶タイムに)
- ハンドタオル(外出・通院時に)
- ブランケット(冷房対策や冬の防寒に)
- メガネケースやポーチ(持ち歩きアイテムとして)
また、毎日手に取るようなアイテムにオリジナル要素が加わると、感動も倍増します。日常的に活用できるものに孫の写真やイラストが加わっていれば喜びもひとしおでしょう。
イラストや写真でオリジナルなギフトを
特別なプレゼントにしたいなら、「世界にひとつだけ」のオリジナルグッズがおすすめです。
たとえば、
- 孫が描いた似顔絵をプリントしたトートバッグ
- 家族写真を使ったクッションやブランケット
- 手描きの「ありがとう」の文字をデザインしたポーチ
デジタル写真だけでなく、紙に描いたイラストや手紙をスキャンして使えば、温かみのあるデザインになります。最近では、スマホで撮影した画像だけで簡単に注文できるサービスも増えているので、初心者でも気軽に取り組めます。
食べ物や衣類を贈る際は注意が必要
食べ物や衣類は定番の贈り物ですが、敬老の日では以下の点に注意して選びましょう。
食べ物に関する注意点
- 硬すぎる・脂っこい食品:咀嚼力・消化力が弱っている場合があるため避ける。
- 病気による食事制限:糖尿病・高血圧の方には甘いものや塩分が多い食品はNG。
- 賞味期限の確認:特に一人暮らしの場合は、無理なく食べ切れる量が◎。
- 保存方法に配慮:冷蔵・冷凍が必要なものは、受け取りや保管に困るケースもあるため要注意。
個包装・常温保存ができるものは、無駄になりにくくおすすめです。万一食べきれない場合にも、知人友人におすそ分けができます。
冷蔵・冷凍保存のものを贈る場合には、外出の予定がないかを聞いたり到着日を共有したりすると安心です。
衣類に関する注意点
- サイズの不一致:確認せずに贈ると着られないリスクあり。
- 素材の好み:肌触りや通気性が合わないと使われない可能性がある。
- 着脱のしやすさ:ボタンが多い、締め付けが強い、伸縮性がない素材は避ける。
同じ「Mサイズ」でも、メーカーやブランド、商品ごとに微妙に大きさは異なります。
同居していて日頃からサイズや好みを把握している、本人が欲しいと言っていたという場合以外には、手袋やマフラーなどファッション小物を贈ると安心です。
縁起が悪いとされるアイテムは避ける
日本文化において、次のような品物はネガティブな意味を持つとされ、敬老の日のプレゼントとしては避けた方が無難です。
避けたいアイテム一覧
- 櫛(くし):「苦(9)」「死(4)」を連想させる語呂合わせ。
- ハンカチ:「手巾(てぎれ)」=「手切れ」「別れ」の意味に繋がる。特に白いハンカチは葬儀をイメージさせるため避ける。
- 靴・スリッパ:「踏みつける」というイメージがあり失礼にあたるとされることも。
- 下着・肌着類:生活感が強く、贈り物としては不向きな場合が多い。
- 文房具やはさみ:「縁を切る」「仕事を押しつける」などの連想があることも。
これらはあくまで「縁起」や「慣習」によるものですが、特にご年配の方へ贈る場合は、相手の価値観を尊重し、安心感のあるプレゼントを選ぶことが大切です。
孫から贈る!敬老の日の手作りプレゼント5選

敬老の日に贈る孫からの手作りプレゼントのアイディアをご紹介していきます。小さな子どもも一緒に作ることができるものばかりですよ。
似顔絵や家族の絵
小さなお子さんでも簡単にできる手作りプレゼントの定番が「似顔絵」です。
おじいちゃんやおばあちゃんの顔を思い浮かべながら描いた絵は、何よりも心のこもった贈り物になります。クレヨンや色鉛筆、絵の具などで自由に表現でき、完成した作品は額縁に入れて飾ってもらうと喜ばれます。
また、家族全員を描いた「家族の絵」も人気。家族のつながりを感じられる温かな贈り物になります。
手形・足形アート
まだ字や絵が描けない乳幼児の子どもには、手形や足形アートがおすすめです。
カラフルな画用紙にスタンプインクで手足の形を残し、動物や植物のモチーフに仕上げると、かわいらしい作品に仕上がります。「〇歳の記念」や「初めての敬老の日」といったコメントを添えると、成長記録にもなります。
折り紙で作った花束
折り紙で作った花は、枯れずにずっと飾れるため長く楽しめるプレゼントです。
バラやチューリップ、カーネーションなど、ネットで折り方を調べながら、子どもと一緒に作成してみましょう。束ねてリボンを巻けば、立派な花束の完成です。
ビーズや毛糸で作ったアクセサリー
手作りのブレスレットやネックレスも、心のこもったプレゼントになります。
市販のビーズや毛糸を使えば、子どもでも簡単に作ることができます。おばあちゃんにはアクセサリーとして、おじいちゃんにはキーホルダーやストラップとして贈るのもおすすめです。
家族の写真を使った手作りアルバム
思い出の写真を集めて、手作りのアルバムを作るのも心温まる贈り物です。
子どもが絵やコメントを書き加えることで、オリジナリティのある一冊に仕上がります。表紙をデコレーションしたり、写真の隣に「ありがとう」「いつも遊んでくれてうれしいよ」などのメッセージを添えたりすることで、家族の想いが伝わります。
孫の写真やイラストを使ったオリジナルギフト10選
オリジナリティは残しつつ、既製品と同様のクオリティと耐久性(長持ちする)を備えたオリジナルグッズを制作しギフトにする、という選択肢もあります。
実用的なアイテムに孫の写真やイラストをプリントすれば、世界に1つのオリジナルギフトの完成です。価格も1,000円~と市販品と変わらないか少し安い金額で作れてしまうのも嬉しいポイントです。
ここからは、オリジナルファクトリーで製作可能な孫の写真やイラストを使ったおすすめのオリジナルギフトをご紹介していきます。すべてラッピング対応もしていますよ。
マグカップ|定番アイテム


1年中使うマグカップは生活必需品。冷たいジュースも温かいお茶もこれ1個でOK!
持ち手が大きいデザインなので、湯呑みよりもおじいちゃんやおばあちゃんも掴みやすいです。手がすべって倒してしまったり、落としてしまったりする事も減ります。
何よりお孫さんの笑顔を見ながら毎朝スタートできるのは嬉しいですね。おじいちゃんおばあちゃんでデザインを変えて、ペア風にするのもおすすめです。
ブランケット|冬に活躍


寒い季節に活躍するブランケット。ひざ掛けとして使えるサイズで、写真や手描きのイラストを大きくプリントすれば、視認性も高く、温かさと癒しの両方を届けられます。
冬にかけてリビングでの読書時間やテレビ鑑賞の時に重宝されるでしょう。
アルミスクリュー缶|小物の整理に


こまごまとしたものを収納するのに最適なアルミスクリュー缶。常備薬や飴、髪ゴムなど普段持ち歩く際にも便利です。
孫の写真やイラストがプリントされた缶を鞄の中から取り出したら「あらかわいい!お孫さん?」「素敵なイラストね!」と話題のタネにもなりそうですね。
ポーチ|いくつあっても困らないアイテム


薬、眼鏡、ティッシュなど、年配の方は小物の持ち運びが多く、ポーチはいくつあっても重宝されます。カバンの中も整理されるのでバックインバックとして使う方も多いです。
合皮素材は多少濡れても安心。布地タイプは、風合いのあるデザインになりイラストをプリントするのにぴったり。クリア素材なら中身が見えて「あれ、どこに入れたっけ?」を防げます。用途に合わせて選びたいですね。
トートバッグ|イラストが映える


買い物や散歩、図書館へのお出かけなど、日常使いに便利なトートバッグ。A4サイズがゆったりと入るサイズです。
生地も軽くおじいちゃんおばあちゃんも持ちやすいはず。折りたたんでもかさばらないため、サブバッグとしても活躍します。子どもが描いたイラストが映える1点物のバッグになります。
プリントせんべい|ありがとうを伝えよう


写真やイラスト、メッセージをおせんべいにプリントできるユニークなギフト。見た目のインパクトも大きく、もらって嬉しく、食べて美味しい。
個包装のものなら配りやすく、賞味期限にもゆとりがあるので保存もしやすいのが魅力です。
折り畳みめがねケース|全面印刷で写真が映える


眼鏡を愛用するおじいちゃん・おばあちゃんには、折りたたみ式のめがねケースが便利。持ち運びしやすく、軽量でかさばらないのが特徴です。
ケース全体に写真をプリントできるので、ダイナミックな印象に。オリジナルデザインで誰かとかぶることもないので、地域の集まりなどに眼鏡を持参した際には、取り違え防止の役目も果たしてくれるでしょう。
ファブリックパネル|インテリアにも


家族の集合写真や孫の描いた絵をファブリックパネルに仕立てれば、立派なインテリアとして飾れます。
軽くて壁にかけやすいため、高齢の方でも手軽に設置できます。お部屋に温かみが加わる贈り物です。
クッション|家族を思う癒しの時間に


ふかふかのクッションに、家族写真や孫のイラストをプリントすれば、リビングや寝室に置いて、いつでも家族のぬくもりを感じられる癒しアイテムになります。
クッションはソファに座った際に腰にはさんだり、膝の上に載せながら本を読んだり…と実用性も高く日頃から使ってもらえるはず。カバーは洗えるため、衛生面でも安心です。
コースター|ティータイムや晩酌に活躍


吸水性に優れ、コップの水滴をキャッチしてくれます。お茶やコーヒー、晩酌の時間に使ってもらえるので、毎日活躍する実用品になります。
いくつかデザイン違いでセットにしてプレゼントしたり、マグカップと一緒に贈るのもおすすめです。手ごろな値段なので、メインのプレゼントにおまけとしてプラスしてもいいですね。
【簡単】オリジナルグッズの作り方と注文の流れ

オリジナルグッズというと「手間がかかりそう」「高そう」と感じてしまう方もいるかもしれません。実際には、初めての方も簡単に注文できてしまいますよ。ここでは、オリジナルグッズの作り方と注文の流れを一緒に見ていきましょう。
制作するアイテムと業者を選ぶ
まずは、どのアイテムを作るか決めましょう。贈る相手の生活スタイルや好みをイメージしながら、実用性や喜ばれるポイントを考慮すると選びやすくなります。
次に、信頼できる制作業者やECサイトを選定します。以下の点をチェックしましょう。
- 制作実績が多いか
- 納期の記載が明確か
- サポート窓口がしっかりあるか
- デザイン作成ツールの使いやすさ
- 画像の仕上がり例が確認できるか
写真やイラスト素材を用意
オリジナルグッズに使用する画像を準備します。
デジカメやスマホで撮影した写真は、明るい場所でピントが合っているものを選びましょう。イラストや手書きの文字は、スキャンやスマホで撮影してデジタルデータに変換します。
プリント品質を高めたい場合、画像解像度は300dpi以上を目安にすると良いでしょう。
画像アップロード
多くのECサイトでは、特別な画像編集ツールを入れずとも、手元の画像をアップロードすれば注文できる仕組みになっています。
オンラインのデザインツールで配置や文字入れを確認しながら進められるため、パソコンが苦手な方でも安心して使えます。スマホに保存した画像をそのまま使えることも多いので、操作に不安がある方も気軽に挑戦してみましょう。
オリジナルファクトリーならスマホだけでOK!3ステップで注文完了

オリジナルファクトリーは、創業50年以上の老舗企業が運営しているサービスで、印刷実績も法人個人を問わず豊富です。
1個から注文OKで、スマホから3ステップで注文が完了。初めての方でも直感的に操作いただけます。
初めてオリジナルグッズを作る方、オンリーワンのギフトを作りたい方はぜひ一度チェックしてみてくださいね。
いつまでに注文すれば間に合う?
敬老の日に間に合わせたい場合は、遅くとも9月初旬(1日〜5日)までに注文完了しておくのが安心です。
- デザイン確定:1日〜3日
- 制作期間:3日〜7日
- 配送期間:1日〜5日(地域や配送方法による)
特に繁忙期は注文が集中するため、納期が遅れることもあります。余裕を持って、8月下旬には準備を始めると安心です。
まとめ|“世界にひとつだけ”のプレゼントで、心に残る敬老の日に
敬老の日は、日ごろの感謝を形にして伝える絶好の機会です。
オリジナルグッズは、実用性がありながらも思い出や気持ちを届けられる“世界にひとつだけ”のプレゼント。おじいちゃん・おばあちゃんにとっては、何よりも嬉しい贈り物になるでしょう。
今年の敬老の日には、あなたの「ありがとう」を、オリジナルグッズというかたちで届けてみませんか?
\最適な贈り物を探す/