何かを購入した時「おまけです」と社名の書かれたボールペンやアクリルチャームを渡されたことはありませんか?
これらの品はノベルティグッズと呼ばれていて、もらったら得した気分になりますよね。
ノベルティグッズは、お客さん側にとってお得なだけでなく、ブランディングを成功させたい企業側にとっても高いメリットがあることをご存じでしょうか。
企業の担当者をはじめ、クリエイターが魅力的なノベルティグッズを製作すれば、短期間で効果的にブランディングを成功させることができるでしょう。
この記事では、法人、個人の効果的なノベルティグッズを作る6つのコツをご紹介します。
合わせて選び方のポイントや、失敗回避リスト、人気の高いノベルティグッズ3選をまとめました。
ぜひ最後までご覧ください。
ノベルティグッズとは?販促品との違い
一言ノベルティグッズといっても、文具や食品、ファッションや雑貨まで種類はさまざまです。
食べ物なら捨てられにくいですし、社名入りのボールペンならメモを取るたびにサービス名や会社名が目に入ります。
しかし計画性もなくただ作ってしまうと、売りたい商品が全く売れなかったり、社名の認知やイメージアップどころか悪い印象をもたれてしまったり、と失敗する可能性が高くなります。
まずは、ノベルティグッズの基本と種類や選び方のポイントを確認しましょう。
ノベルティグッズとは?
ノベルティグッズとは、「商品の販促や広告、宣伝目的のために、会社の名前やブランド名を入れた商品や記念品」の総称です。
ノベルティグッズの例として、ティッシュやタオルの生活用品、ボールペンやメモ帳などの文具。
オリジナルキャラクターのイラストが描かれたチャームや、社名の書かれたカレンダーもノベルティグッズの一つですね。
このようにノベルティグッズはバラエティに富み、多くの企業や個人が中長期的に工夫を凝らしたノベルティグッズを配布しています。
販促品とは?
販促品とは、ノベルティグッズの中でも、「より消費者の購買意欲を刺激し、販促活動を実現するアイテム」を指します。
販促品の種類は2つ。
- お店の外へ立てるのぼり、パンフレット、チラシなど商品やサービスを宣伝し中長期的に認知度アップを図るアイテム
- 化粧品サンプル、ボールペン、ポケットティッシュなど消費者にお試ししてもらい、短期間で商品の購買意欲を高めるアイテム
注意点は、景品表示法による規定があること。
販促品をおまけとしてつける場合、商品の20%以下、1,000円以下の商品の場合200円までと定められていますから、それ以上の販促品をつけることができません。
予算設定の基本として確認しておきましょう。
販促品は、ノベルティグッズと比べて、より限定的で短期間での効果を狙うため、かなり厳密にセールスプロモーションを練る必要があります。
ノベルティグッズの種類と選び方
では、どんなノベルティグッズを選べばいいのでしょうか。
配布する目的、ターゲット層、予算など、明確に種類と選び方のポイントをくわしくご紹介します。
1、ノベルティグッズの主な種類
- 実用的なアイテム(例:ボールペン、ノート、エコバッグ)
- デジタル関連アイテム(例:USBメモリ、スマホスタンド)
- 季節限定アイテム(例:夏のうちわ、冬のブランケット)
2、選び方のポイント
- 目的の明確化
ノベルティ配布する目的をはっきり定めることが重要 - ターゲット層の分析
配布対象者の年齢、性別、興味関心を考慮して効果的なアイテムを選ぶ - 予算設定
予算内で最大の効果を得られるアイテムを選ぶ必要がある
このように顧客層に合わせたノベルティ選びが大切です。
ノベルティグッズを制作するメリット
ノベルティグッズを製作するメリットはさまざまです。
法人、個人に限らず購入者が「もらって嬉しい」と思えたら、リピーターになり、販路拡大にもつながります。
大きく分けて4つのメリットをご紹介します。
社名を覚えてもらいやすくなる
一つ目のメリットは、社名を覚えてもらいやすくなることです。
取引先の企業、個人のお客様、同人作家向けと相手に限らず、販路拡大に認知度アップは欠かせません。
同じ趣味の方のつながりに、オリジナルキャラクターのアクリルチャームを渡したり、会社向けなら社名入りのメモ帳や文具アイテムを手渡したりすれば、アイテムを使うたびに認知してもらいやすくなります。
SNSの宣伝がメインになりつつある昨今でも、物理的な「もの」であるノベルティグッズの宣伝効果は強力です。
ブランドの価値を効果的に高められる
二つ目のメリットは、ブランドの価値を効果的に高められることです。
会社が打ち出すブランドや新商品を発売する際に、世界観やイメージに合わせた企業ノベルティグッズで、ブランドや新商品の売れ行きを後押ししてくれるでしょう。
アパレル業界であれば、センスのいいノベルティとして、ブランドロゴ入りのエコバックやメッシュバックがおすすめです。
スポーツ業界であれば、マフラータオルやブランケットなど、用途がイメージしやすくその後も使えるアイテムが人気です。
これらのアイテムは、今しか手に入らないプレミアム感が演出できる上、ブランド価値を高めつつ、もらった相手が日常的に使用できるため、認知度アップ、イメージアップにつながるでしょう。
企業のファンを増やせる
三つ目のメリットは、企業のファンを増やせることです。
どのような方でも、良い印象のある企業や個人とつながりたいですよね。
目的に合ったノベルティグッズを製作すれば、もらった側も「もらって嬉しい」「この企業を応援したいな」とファンになってもらいやすくなります。
例えば、記念撮影のサービスを販売する写真館であれば、卒業・入学シーズンに合わせ、メッセージ入りのミニギフトや集合写真のプリントされたマグカップをノベルティとして渡すのもおすすめ。
うれしい記念になり、長期間にわたってリピーターになってくれるでしょう。
長く愛される企業になるためにも、こだわったノベルティグッズ製作が重要です。
イベントなどで新規顧客へのアピールにも役立つ
イベント開催やオープニングセレモニーで新規顧客を獲得したい場合にも、ノベルティグッズは効果的です。
短期間開催のイベントやセレモニーは、季節を意識したグッズや名入れパスケースなどを配布して、既存顧客だけでなく新規顧客へのアピールにつながります。
市場調査やターゲット分析を行い、求められているグッズを配布すれば、イベント後も覚えてもらいやすくなりますね。
ノベルティグッズが話題を呼んで、爆発的にSNS拡散されることもありますから、しっかり考えて製作するようにしましょう。
魅力的なノベルティグッズを制作するコツ
ノベルティグッズには大きなメリットがあるとわかってきましたが、具体的に魅力的なノベルティグッズを製作するためには、どうすればいいのでしょうか。
女性がもらってうれしいもの、男性、こども、ご高齢の方…それぞれもらってうれしいノベルティが違います。
魅力的なノベルティグッズを製作するコツをくわしく見ていきましょう。
目的やターゲットを明確にしておく
まず大切なのは、「目的」と「ターゲット層」を明確にしておくことです。
事例を挙げると、
ターゲット層:就活生
目的:会社に興味をもってもらう
このような場合、就活セミナーや合同企業イベントに渡しやすい名入れのボールペンやノベルティカードがおすすめです。
移動が多く、多忙な就活生が持っていて負担にならないもの、帰宅して使えるもの、身近におけるものがいいでしょう。
普段から季節問わず使用できるものにする
ターゲット層が広範囲に渡る場合、普段から季節を問わず使用できるものにすることも、魅力的なグッズ製作のコツです。
事例として、
ターゲット層:ファミリー層、ひとり世帯
目的:企業の認知度アップ
であれば、生活に欠かせないポーチやお弁当バック、タンブラー、エコバックなど、一年中使えるグッズがおすすめです。
毎日使用することでより身近に企業を感じてもらえるだけでなく、だれでも使うグッズにすれば、もらった本人から知人へとつながり、幅広い宣伝効果が得られるでしょう。
話題性を意識する
「バズる」や「タグる」という言葉があるように、SNSによる話題性を意識してグッズを選ぶと、より効果的にアピールできます。
くわしい事例として
ターゲット層:マルシェ開催のスタッフ
目的:限定プレミア、話題性アップ
であれば、オリジナルデザインのTシャツ、マフラータオルを制作してスタッフに配布、または希望者に販売すればマルシェの告知や宣伝になり、SNSでバズる、プレスリリースで話題になるなど、新しい顧客層に響きやすくなるでしょう。
企業のイメージに合ったノベルティを選ぶ
例えば、高級路線のブランドをイメージアップさせるためには、高級なイメージのあるおしゃれなアイテムを配布すると相乗効果が見込めます。
例)高級ブランドバッグのノベルティに本革のキーケース
逆効果なのは、高級路線なのに安いティッシュを配布してしまうこと。
ブランドとの関係性もなく、全く効果がないばかりか、ブランディングのイメージダウンになってしまう恐れがあります。
配布方法とタイミング
冷たいジュースやこたつを販促したい場合、季節に合わせて配布することが大切です。
例)夏限定ジュースの販促品に紙製のうちわ、こたつの販促品にブランケット
ジュースを購入するスーパーやコンビニに配布コーナーを設置したり、ホームセンターのこたつ製品の近くに社名入りブランケットを置いたりと、消費者の目線で購入した後の使い方やライフスタイルをイメージしやすい形で配布するよう工夫しましょう。
景品表示法、商標など法的リスクの確認
ノベルティ、販促品は景品表示法で明確に規定されています。
例)他社のキャラクターやロゴを無断使用する、商品金額の20%以上の予算で制作する
規定を無視する、商標を無断使用するなど法的に問題ないかを確認してから、ノベルティを制作するようにしてください。
ノベルティグッズ制作時の失敗回避リスト
いざグッズを製作したけれど、予算をオーバーしてしまった、大量発注しかできない、品質が悪いなど失敗した経験があるかもしれません。
グッズ製作会社は数多くありますから、下記の失敗回避リストを参考にして、注文前に確認しておきましょう。
ノベルティグッズ制作時の失敗回避リスト
- 目的とターゲットの不明確さ
- 目的やターゲットが曖昧だと、効果的なノベルティを作成することが難しくなる。
解決法:発注前にしっかり明確化する
- 品質の低さ
- 低品質なアイテムは企業イメージを損なう可能性あり。
解決法:サンプルチェックが可能か事前に問い合わせる
- 過剰な在庫
- 需要を見誤り、過剰な在庫を抱えるリスクがある。
解決法:小ロットから注文可能か見積書を発行してもらう
- 納期遅延
- イベントやキャンペーンに間に合わないと、機会損失につながる。
解決法:いつまでに納品可能か確認する、期日までを逆算して注文する
商品が欲しい方に届き、企業PRやブランディングを成功させるためにも体制を整えておきましょう。
ノベルティグッズ制作会社の選び方
通常ノベルティグッズの費用相場は、1個あたり数十円~数百円、高ければ数千円と予算によって異なるのが一般的です。
適切な費用設定をし、コストを抑えつつ高品質な企業を探しましょう。
失敗回避リストにある通り、
- 小ロット対応できる
- サンプルチェックで品質が確認できる
- 余裕のある納期
をすべてクリアしているかを基準に選ぶと安心です。
オリジナルファクトリーはこの3条件をクリアし、デザインの入稿のしやすさやサポート体制にも定評があります。
- サンプル試作にも対応しており、1個から注文OK
- 小ロットから安価に注文できる
- イベントや贈答品、販促用ノベルティにまとめ注文で割引可能
- 法人・クリエイター・個人の方、と様々な個数や利用シーンに対応
オリジナルファクトリーの人気ノベルティグッズ3選
ここでは、オリジナルファクトリーの商品の中から、特に人気の高いノベルティグッズを3点ご紹介します。
アクリルチャーム
https://original-factory.jp/item-detail/233
特徴:35mmサイズのほぼフチなしで作れるアクリルチャーム。1個から制作でき、30個以上複数注文はお得な割引あり。くわしくは商品ページをご確認ください。
価格/個:800円(税込み)
サイズ:35 x 35mm以内(どちらも厚さ3mm)
材質:透明アクリル
仕様:キーホルダー金具取付、UVインクジェット(硬質)、ラッピング別途料金
缶バッジ
https://original-factory.jp/item-detail/186
特徴:1個からお手軽価格で製作できる缶バッジ。1個から制作でき、30個以上複数注文はお得な割引あり。くわしくは商品ページをご確認ください。
価格/個:440円(税込み)
サイズ:直径56mm
材質:ブリキ等
仕様:ラッピング別途料金
ボールペン ブレン0.5
https://original-factory.jp/item-detail/157
特徴:ブレないストレスフリーな書き心地、5色あるゼブラの人気ボールペンのブレン0.5にオリジナルデザインで製作可能。1個から制作でき、30個以上複数注文はお得な割引あり。くわしくは商品ページをご確認ください。
価格/個:350円(税込み)
インク:黒
芯の太さ:0.5mm
サイズ:最大径11.8×W143.6mm
重量:12.3g
材質:樹脂(グリップ部分ラバー)
仕様:ラッピング別途料金
まとめ
最後まで読み進めてみていかがでしたでしょうか?
ブランディング成功のカギであるノベルティグッズの種類や選び方、魅力的なノベルティグッズを制作するコツについて詳しく解説してきました。
魅力的なノベルティグッズは、認知獲得やイメージアップ、お客様のファン化といった効果をもたらしてくれます。
まずは、ノベルティを配布する目的やターゲットを明確にし、サンプル試作や小ロットの発注が可能なオリジナルグッズ制作会社に依頼してみましょう。
今回の記事でご紹介したアイテムは、すべて「オリジナルファクトリー」で取り扱っています。
記念品や思い出作りはもちろん、クリエイター・企業の販売促進、宣伝にぜひご利用ください。