初めてのデザインフェスタ(デザフェス)出展。ワクワクする一方で、「何を準備すればいいの?」「当日の流れが全然わからない」そんな不安を抱えていませんか?
デザフェスは来場者数も出展者数も多く、初心者が戸惑うポイントがたくさんあります。
そこで本記事では、初めての出展で必要な準備や持ち物、ディスプレイのコツ、搬入・搬出の流れや当日の運営の工夫までを、初心者の方にもわかりやすくまとめました。
この記事を読めば、初出展でも自信を持って当日を迎えられます。ぜひチェックして、デザフェスを思い切り楽しんでください!
【デザフェス出展初心者向け】準備するものリスト

初めてのデザフェス出展では、持ち物の準備が最も重要なステップです。
ここでは必須アイテムやあると便利なもの、レンタルできる備品をそれぞれ分けて紹介します。
【これだけは絶対必要!】必需品リスト
デザフェスで準備が必須になるものは、以下の通りです。
- テーブルクロス
- 防炎布
- 値札やポスター
- 釣銭
- QRコード決済準備
オリジナルのグッズを手にとってもらうためには、商品の展示、世界観、ブランドイメージをしっかり固めておくことが重要です。
特に、値札やポスターを活用し商品の魅力を分かりやすく解説しましょう。
また、防炎布は「机から垂らす布の長さが10センチを超える場合」は必須になります。
防炎布については以下の記事で詳しく紹介しているため、ぜひそちらも参考にしてみてくださいね。

一度オリジナルデザインで防炎布を作成してしまえば、その後のイベントでも活用でき、世界観を最大限アピールするためのグッズとして活躍してくれますよ。
【快適に出展するために】あると便利なアイテム
デザフェスをより快適に楽しむために、あると便利なアイテムを紹介します。
会場に着いて「無くて不便」と後悔しないためにも、ぜひチェックしておきましょう。
- 折りたたみ椅子
- LEDライト
- モバイルバッテリー
- 小型鏡
- ウェットティッシュ
- ゴミ袋
長時間立ちっぱなしになるデザフェスでは、折りたたみ椅子が1つあると休憩を取りやすくなります。
また、商品をより際立たせるために照明をいくつか用意しておくのもおすすめ。
さらに、スマホ決済を利用する場合はモバイルバッテリーなどを用意し、不測の事態にも備えておきましょう。
レンタルできる備品と費用目安
デザフェス公式でレンタルできる備品は、以下の通りです。(※例年のデータを参考にしています。)
- テーブル
- 椅子
- 壁面パネル
- 照明や装飾用品
デザインフェスタvol.62(2025年11月開催)用のレンタル備品は、9月26日の金曜日から公式サイトにて確認できます。
また、今回からデザフェスレンタル備品のFAX注文は取り扱い無しになっています。レンタルをお考えの方はよく確認しておきましょう。
いつまでに何を準備する?デザフェス出展スケジュール

デザフェス出展初心者の方は、準備のタイミングを把握し、計画を立てておくことがポイントです。
直前に慌てることなく出展するためにも、ぜひ以下のスケジュールを参考にしてみてくださいね。
出展申し込みから当選発表までの流れ
デザフェス出展を決めたらまず「申し込み」を行います。基本的に、申し込みは開催5〜6か月前にスタート。
必要になる情報は以下の通りです。
- 出展者名
- ジャンル
- 希望ブースサイズなど
デザフェスでは、出展者は抽選による決定になります。
また、定員に達しなかったエリアがある場合にのみ受付を延長しているため、「遅れてしまったけどデザフェスに出展したい」とお考えの方は、一度公式サイトをチェックしてみることをおすすめします。
出展情報はこちらの公式サイトから確認可能です。
出展決定後の準備スケジュール
デザフェス出展決定後の準備スケジュールは、以下のように組み立てるのがおすすめです。
あくまで一例になるため、ご自身のペースに合わせて変更・調節しながら当日までのスケジュールを最初にある程度決めておくと安心です。
3〜4か月前 | 作品制作開始 |
2か月前 | ディスプレイ計画と什器準備 |
1か月前 | 足りない部品があった場合 レンタル備品申し込みをする |
1か月前〜2週間前 | 告知開始 搬入方法を決める |
1週間前 | グッズ最終確認と梱包を行う |
当日までに必ず確認しておくこと
デザフェス当日までには、一度以下の情報を確認しておきましょう。
- 出展者パスの受け取りは済んでいるか
- ブース番号を再度確認
- 配置図の確認(スペースにきちんと収まるか)
- 搬入方法と到着時間の計画
デザフェス出展が決まった直後に確認していた場合も、直前に再度確認することで見直す部分が出てくる可能性もあります。
当日焦らないためにも、何度か確認しておくと安心です。
売れるブースにするディスプレイのコツ

実は、デザフェスはディスプレイの工夫で売上が大きく変わります。
「商品の見せ方」「魅力の伝え方」「価格のわかりやすさ」に注意しながら、以下のポイントを押さえてディスプレイを組み立ててみてください。
視線を集めるレイアウト設計
ブースでまず意識したいのが、来場者の視線を集めるレイアウトです。
目玉商品は目線の高さに配置することで、通りがかった人の目に留まりやすくなります。
さらに、商品を手前・中央・奥の三角形になるように立体的に配置すると、奥行きが生まれて見た目にも華やかさがプラス。
お客様の目線の先に一押しの商品が来ているか、一目で魅力を伝えられるディスプレイになっているかを確認しましょう。
多くのお店が並ぶデザフェスだからこそ、世界観をしっかりアピールしつつ、手にとってもらいやすい空間を心がけるのが望ましいです。
ディスプレイに使えるアイテムと小物を活用
デザフェスのディスプレイには、ワイヤーネットや照明ライト、棚やスタンドといったアイテムを活用するのがおすすめです。
例えば、ワイヤーネットは縦の空間を活用でき、限られたブース面積を有効に使えるのが魅力。照明ライトを当てれば作品がより映え、魅力的に商品を展示できます。
また、棚やスタンドを使った複数段ディスプレイは、商品を一目で見やすく限られた空間も有効活用することが可能です。
POPや値札で作品の魅力を伝える
デザフェスの展示では、POPや値札も重要な役割を果たします。
例えば、価格だけでなく、商品の特徴やおすすめポイントを短いコメントで添えると、来場者の興味を引きやすくなります。
また、POPにSNSアカウントやQRコードを載せておけば、イベント後のフォローやリピーター獲得に繋げることも可能。
使えるスペースを最大限活用しながら、その後の接点づくりにもつながる展示を意識しましょう。
デザフェスグッズは何をどのくらい準備すべき?

はじめてのデザフェス出展、「何をどのくらい用意すればいいの?」「これって少なすぎる?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、初心者の方向けに用意すべきおすすめグッズや商品数の目安を詳しく解説します。
初心者が用意すべきグッズ・在庫数の目安
デザフェスに初めて出展する方、経験が少ない方は、低単価アイテムを50〜100個程度と多めに準備しておくと安心です。
一方、高単価アイテムは在庫リスクがあるため、3〜5個に絞るのがおすすめ。
参考までに定番グッズと目安の数を紹介します。
種類 | グッズ例 | 価格帯 | 準備する数の目安 | ポイント |
---|---|---|---|---|
低単価アイテム | ・アクリルキーホルダー ・缶バッジなど | 300円〜500円程度 | 50〜100個程度 | 価格帯の安いアイテムは手に取りやすく数が出やすい。 初めての出展でも安心して準備できる。 |
中単価アイテム | ・スマホリング ・ハンドタオルなど | 1,000円程度 | 20〜30個程度 | 実用性が高い商品は多少高くても気に入ってもらえれば購入してもらいやすい。数は少し控えめに準備するのがおすすめ。 |
高単価アイテム | ・トートバッグ ・Tシャツなど | 2,000円以上 | 各デザイン3〜5個程度 | 高単価アイテムは在庫リスクが高いため数は絞る。 数量限定発売!など、限定感や特別感を演出するのもおすすめ。 |
おすすめのデザフェスグッズ5選
ここでは、「はじめてのデザフェス、グッズは何を作ろう?」とお悩みの方に向けて、オリジナルファクトリーで簡単に作成できるおすすめグッズ5選を紹介します。
デザフェスのグッズは、オリジナル性と品質が重視されます。オリジナルファクトリーの商品なら高品質な商品を独自のデザインでグッズ化できますよ。
アクリルキーホルダー

オリジナルファクトリーでは、ほぼフチなしカットのアクリルキーホルダーをオリジナルデザインで作成できます。
サイズは70x70mmと50x50mmの2種類。特に、オリジナルキャラのグッズ商品としてもおすすめで、安価で手にとってもらいやすいのが魅力です。
スクエアミラー

ホワイト・ブラックの2色展開で制作できるコンパクトサイズのスクエアミラーも、安価で実用性のある商品として人気です。
こちらは、53mm×85mmのカードサイズになっているため、常に持ち歩けるグッズとして売り出せるのが魅力。
独自の世界観を最大限アピールしながら、毎日使えるオリジナルグッズとして購入してもらえます。
スマホリング

どんなスマホにも使用できるスマホリングも、オリジナルグッズとしてデザフェス販売に向いています。
オリジナルファクトリーのスマホリングは、落下防止としてはもちろん、映画やドラマ、動画サイトなどを観るときのスタンドとしても活用可能。
両面接着シートは何度でも剥がして使用できるため、長期的に利用できる商品として売り出せます。
接着部分を水で洗い流すことで接着力が回復するため、おすすめポイントを解説しながらお客様に手にとってもらいやすい商品です。
パスケース

社会人や学生など、幅広い世代の方に使ってもらいやすいパスケースも、オリジナルファクトリーなら自作デザインで作成できます。
こちらは、片面、両面印刷から選ぶことができ、ブランドのロゴなども入れやすいのが魅力。毎日身につけることができるため、ファン層にも響くおすすめのデザフェスグッズです。
ハンドタオル

何個あっても困らないハンドタオルは、デザフェスでも購入してもらいやすい人気商品のひとつ。
オリジナルファクトリーでは、昇華転写印刷でしっかり印刷された吸水に優れた綿素材のハンドタオルを作成できます。
こちらは、繊維に染み込むように印刷されているため、多少の毛羽立ちや毛の流れでもデザインを維持できるのが魅力。
自分の世界観をアピールしながら、毎日使ってもらえるおすすめのグッズです。
また、オリジナルファクトリーではそのほかにもデザフェスおすすめのグッズを数多く販売しています。
以下の記事では、デザフェスで売れる人気のグッズについてより詳しく解説しています。購入個数ごとのお得な割引についても紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
デザフェス当日の搬入・搬出・荷物配送の流れ

初めてデザフェスに出展する方にとって、搬入・搬出の流れや荷物配送の方法は特に不安になりやすいポイントです。
「何時に会場に着けばいい?」「荷物はどの方法で送ればスムーズ?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
ここからは、搬入・搬出の手順や配送方法の選び方を初心者の方に向けて分かりやすく解説していきます。
搬入方法の選び方とそれぞれの費用目安
デザフェスの搬入方法は、主に宅配か車、手持ちになります。
ここでは、それぞれのメリット・デメリットに加え、費用目安を紹介します。
※デザフェスで案内のある宅配方法は「SGムービング(佐川急便)」になっているため、以下の表ではそちらの価格を昨年のデータを元に紹介しています。
搬入方法 | メリット | デメリット | 費用目安 |
---|---|---|---|
宅配 | ・前日までに荷物を送れば当日会場で受け取れる ・重い荷物もラクに搬入できる | ・事前の梱包作業が必要 ・費用負担が大きくなりやすい | 3辺(縦+横+高さ)の合計が~180cmまでで2,800円 (大きさによって費用が異なる) |
車搬入 | ・荷物を積み込んで直接会場まで運べる ・搬入時間を自分で調整できる | ・駐車場確保や搬入時間に制限がある場合がある ・交通渋滞のリスクがある | ガソリン代 車がない方はカーシェア代などがかかる |
手持ち搬入 | ・準備がシンプルで手間が少ない ・直前まで作品制作できる | ・荷物が重いと体力的に大変 ・一度で運べる量に限りがある | 無料 |
宅配の場合、荷物の受け取りは当日会場にある宅配カウンターで行います。詳細は出展決定後にメールにて案内があるため、よく確認しておきましょう。
搬入時のスケジュールと設営の流れ
朝何時に到着すべきか、デザフェス出展初心者の方は搬入スケジュールも大まかに組み立てておくのがおすすめです。
参考までに、一例を紹介します。
開始3〜4時間前 搬入開始時間に会場入り (例年は6:30) | 並んでいるケースが多いため、早めの到着を心がける 荷物を受け取る |
開始1〜2時間前まで | 壁面パネルを設営する |
開始までの間に | 商品、値札を並べる |
過去のデザフェス参加者の意見を参考にしてみると
「思ったより時間がなかった」
「設営時間が間に合わず、お客様を逃してしまった」
などの失敗談がありました。そのため、当日効率的な設営手順を考えておく、設営図を簡単に決めておくなど、対策をとることが重要です。
搬出時の片付けと注意点
デザフェスの搬出では、搬入と同様に宅配で荷物を頼むか、自分で車や手持ちで持ち帰る方法があります。宅配便を利用する場合は指定時間までに梱包を完了させておきましょう。
また、デザフェス出展で出たゴミは全て本人が持ち帰り、使用したブースは綺麗に戻しておく必要があります。
帰りも混み合うことが予想されるため、余裕をもった撤収作業を行うよう心がけておきましょう。
デザフェス初心者必見!当日の運営で気を付けること

デザフェス当日は、作品を並べるだけでなく、接客・会計・休憩・SNS発信など、想像以上にやることが多いものです。
特に初心者の方は、事前に運営の流れを把握しておくことで当日の不安を減らせます。ここでは、デザフェス初出展で気を付けたいポイントを3つに分けて解説します。
一人出展時のトイレ・休憩問題を解決しておく
一人で出展する場合、意外と困るのがトイレや休憩のタイミングです。あらかじめお隣の出展者に声をかけて「少しだけ席を外します」とお願いしておくと安心。
また、家族や友人に応援を頼める場合は、販売や接客を手伝ってもらえると休憩時間を確保しやすくなります。
自分自身も知り合いの作家さんのスペースを回りたい!という方は、「席を外しています」の札を作ったり、売り子を頼むのもひとつの方法です。
短時間でも休憩を取ることで、集中力が途切れず来場者への対応も丁寧にすることができますよ。
混雑時の接客オペレーションを決める
開場後しばらくすると、一気に来場者が増えて接客が重なるタイミングが出てきます。
そのため、複数人でデザフェスに参加する方は、会計・作品説明・袋詰めなどの役割分担を事前に決めておくのがポイント。混雑時でもスムーズに対応できるよう、話し合っておきましょう。
また、一人出展の場合でも、先に作品を見てもらうスペースを作ったり、値札やPOPで情報をわかりやすくすることで会計時の混乱を減らすことが可能です。
SNS発信や告知のタイミングを考える
デザフェス当日はSNSの活用も重要です。来場者は事前告知や当日の投稿を見てブースに立ち寄ることが多いため、投稿のタイミングを工夫しましょう。
- 開場前の準備完了時
- 午前中の混雑が落ち着いたタイミング
- 午後の閉場前
3回に分けて投稿することで、来場者のタイミングを問わず満遍なくリーチできるはず。ハッシュタグ「#デザフェス」も必ず付けておき、ブースの場所もわかりやすく解説することがコツです。
デザフェス初心者のよくある質問

初めてのデザフェス出展は、公式サイトを見ても分かりにくい部分や、経験者でないと気づきにくい疑問が多いもの。
そこでここでは、デザフェス初心者の方から特に多く寄せられる質問に回答します!
デザフェス出展、QR決済は必要でしょうか?
結論からいってしまいますが、必須ではないものの、QR決済を導入しておくと販売がスムーズになります。
特に最近はキャッシュレス派の来場者も多く、現金のみだと購入を諦めてしまうケースも。
導入も難しくなく、PayPayやLINE Payなどは個人でも利用可能です。また、釣銭の準備が減るため、出展者にとっても大きなメリットといえます!
デザフェス当日、搬入は何時からできますか?
結論、デザフェスの搬入は当日の朝のみです。前日搬入や早朝搬入はないため、注意しておきましょう。
基本的にデザフェスの開場時間は10時ですが、出展者はそれより早く入場(例年は6時半から)できます。この時間を有効活用しながら、搬入・ディスプレイを仕上げましょう。
また、友人や家族に搬入だけ手伝ってもらう場合でも、出展者パスが必要になるので注意が必要です。
出展作品はどのくらい前から作り始めるべき?
デザフェス初心者の方は、6ヶ月前くらいから準備スケジュールを立てておくのがおすすめです。
作品制作はもちろん、ブース設計・ディスプレイ試作・告知や販促物の準備も必要になるため、想像以上に時間がかかります。
余裕を持ったスケジュールを組むことで、直前に慌てず当日を迎えられますよ。
まとめ:初心者がデザフェスを最大限楽しむには準備が鍵!

初めてのデザフェス出展は、準備することが多くて大変に感じるかもしれません。ですが、必需品の用意・スケジュール管理・ディスプレイの工夫・当日の運営の流れをしっかり押さえておけば、初心者でも安心して出展できます。
この記事で紹介したチェックリストやタイムラインを参考にすれば、作品制作に集中しながら効率的に準備が進められるはずです。
出展当日は、来場者との会話や作品を手に取ってもらえる瞬間が一番の楽しみ。しっかり準備を整えて、デザフェスの一日を思いきり楽しんでくださいね!
また、デザフェスで多くの方を惹きつける高品質なグッズを作りたい!とお考えの方は、ぜひオリジナルファクトリーをご活用ください。
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