「文化祭や体育祭の記念にクラスTシャツを作りたい!でも、どうやって作るんだろう?」とお悩みではありませんか?
おそろいのオリジナルTシャツがあれば団結力が高まりますし、思い出にも残りますよね。
この記事ではクラスTシャツの作り方や、人気のデザインを紹介しています。
ご覧になればクラスTシャツの注文の仕方が理解でき、すぐにオーダーできますよ。
ぜひ最後までご覧ください。
クラスTシャツをデザインする時の流れ

クラスTシャツを作るときの全体の流れをご紹介します。
目を通しておくとスムーズにオーダーできますよ。
1.Tシャツの素材や印刷方法を決める
まずは、Tシャツの素材や印刷方法を決めましょう。
プリントTシャツは主に素材と印刷方法によって価格が決まります。
綿なのか化繊なのか、シワにはなりにくい生地なのかなどが注意したいポイントです。
綿100% | ポリエステル | 混合素材 | |
メリット | 肌触りがいい | 速乾性に優れる | 綿と化繊のいいとこどり |
デメリット | 汗をかくとべたつく | 綿に比べると肌触りがよくない | メリットが多い分価格が少々高め |
価格 | やや高め | 安め | 高め |
印刷方法は主に3種類あります。それぞれの特徴・メリットデメリットを把握したうえで決めましょう。
また、Tシャツの厚みにも違いがあります。着心地や耐久性にも影響するため、確認しておきましょう。
素材と印刷方法が決まれば、だいたいの見積もりも取れますよ。
2.制作を依頼する業者を決める
続いて、どこの業者に頼むのか、制作会社を決めていきましょう。
業者によって取り扱っているTシャツの素材や厚み、サイズなどが違うので、求めているデザインを実現できるかどうかをよく確認するのが大切です。
印刷方法によっても仕上がりが変わるので、こだわるのであれば注意してみるといいでしょう。
3.Tシャツのデザインを考える
いよいよデザインを考えていきます。
最終的にはJPEGやPNGのファイル形式で入稿するところが多いため。画像編集ソフトがあるとデザインしやすいです。
しかし入稿できるファイル形式は制作会社によっても違ってくるので、デザインを始める前に入稿マニュアルをよく読みましょう。
中には、制作会社のサイト上でテンプレートなどを選択してオリジナルTシャツをオーダーできるところもあり、画像編集ソフトを持っていない人にもおすすめです。
4.入稿する
指定のファイル形式でデザインを入稿し、注文します。
デザインをプリントする位置の指定などを間違えないようご注意ください。
仕上がりのイメージをよく確認しましょう。
5.製造・納品が行われる
入稿と支払いが終われば後は届くのを待つだけです。
イベントに間に合うように、余裕をもってスケジュールを設定しましょう。
かっこいいもおしゃれも!クラスTシャツの定番デザイン

クラスTシャツのデザインは自由です。
ですが、いきなりゼロからデザインを考えるというのも難しいですよね。
そこで、ここでは定番人気のクラスTシャツのデザインをご紹介します。
アイデアを組み合わせたり、アレンジを加えたりしてオリジナルのデザインを楽しんでくださいね。
団結力を高める!学校名などの名前入りデザイン
クラスや部活、学校名などを取り入れたデザインは定番中の定番です。
文字の書体を工夫したり、グラデーションをかけたりすると文字だけでも素敵なデザインになりますよ。
物足りない場合は周りにイラストなどを足すのもおすすめです。
簡単におしゃれ見え!トレンドを取り入れたデザイン
韓国風やアイドル風など、トレンド感あふれるデザインは簡単にオシャレに見えますよ。
その年のトレンドカラーのTシャツを選べば、シンプルなデザインでもたちまち旬顔に。
SNSなどで情報を収集して、イメージを膨らませましょう。
遊び心がたっぷりのパロディ系デザイン
有名企業のロゴなどをイメージしたユニークなパロディTシャツも人気があります。
学校名や先生の名前などをアレンジして、なんだか見たことあるかも?というデザインを作りましょう。
他とは一味違う面白いクラスTシャツに仕上がりますよ。
普段使いにもばっちりのワンポイント風デザイン
シンプルなワンポイントデザインなら、イベントが終わった後も普段着として長く使えます。
着るたびに思い出が蘇る、素敵な記念品になってくれますよ。
デザインを工夫すれば、小さなプリントでもオリジナリティを発揮できます。
Tシャツの厚みと刷り方で変わる!クラスTシャツの金額

オーダーTシャツの価格の価格を左右する要素はTシャツの厚みとプリント方法です。
プリント方法によっては、作る枚数によって1枚当たりの価格が変わることがあるのでご注意ください。
Tシャツの厚みの単位、oz(オンス)って?
Tシャツの厚みはoz(オンス)と呼ばれる単位で区別されます。
ozは数が大きくなるほど布が厚くなり、しっかりとした生地になります。
大まかに分けると3~5ozは薄手で着心地がよく、5~6ozは標準的な暑さで年中着られます。
6~7ozは厚手で耐久性に富むので、イベントが終わった後も長く使い続けられるTシャツになるでしょう。
シルクスクリーン、熱転写、インクジェット…仕上がりに関わるプリント方法
シルクスクリーン | インクジェット | 熱転写 | |
メリット | たくさん刷るほど1枚当たりが安くなる 耐久性が高い | 鮮やかな色合い 柔らかな着心地 1枚からでも注文しやすい | 鮮やかな色合い 1枚からでも注文しやすい 綿以外の素材にも対応可能 |
デメリット | 小ロットだと割高 グラデーションなど細かいデザインには不向き | 化繊はインクをはじくので、綿のTシャツしか対応できない | シートを圧着する製法のため、張り付けた感が出る |
おすすめのロット | 大ロット | 小ロット | 小ロット |
シルクスクリーンプリントはTシャツプリントの中でもっとも代表的なプリント方法です。
枠にメッシュ生地を取り付けたデザインの版を作り、その上からインクをへらで伸ばしてプリントします。
大ロットの注文にも対応しやすく、耐久性が高いのも利点です。
シルクスクリーンプリントとよく比較されるプリント方法にはインクジェットプリントがあります。
インクジェットプリントは直接インクを生地に吹きかけるため、シルクスクリーンプリントでは難しい写真の印刷やフルカラーでの印刷が可能です。
また、小ロットだとシルクスクリーンプリントに比べて価格が抑えられる傾向にあります。
デザインを印刷したフィルムに熱を加えて圧着させる、熱転写プリントという方法もあります。
こちらは版を必要としないので、小ロットだと低価格で利用できるのがメリットです。
様々な素材に利用できますが、デザインの周りにふちが残ってしまうことがあるのに注意が必要です。
ここを気を付ければ失敗知らず!クラスTシャツデザインのコツ

せっかくオーダーするなら、思い出に残る素敵なクラスTシャツを作りたいですよね。
ここではイメージ違いを防ぐ、基本的なコツを紹介します。
プリントの位置に注意しよう
プリント位置の違いはよく起こるミスの一つです。
実際にプリントされると思っていたイメージと違う場合があるので、インターネット上の仕上がりイメージだけでなく手元に定規を用意してよく確認しましょう。
ちょっとした確認で仕上がりがよくなりますよ。
望みの機能がある注文サイトを選ぼう
オーダーTシャツの注文サイトは業者によってかなり違います。
シンプルな入稿機能だけのサイト、テンプレートが用意されていてデザインもweb上でできるサイト、など多種多様です。
求めている機能や入稿方法があるか、きちんと確認しておきましょう。
こういうときどうしたらいい?クラスTシャツデザインのお悩み

クラスTシャツは大人数で着るものなので、作る過程で悩みも出てきますよね。
ここではクラスTシャツのオーダーに関するよくある疑問について解説します。
サイズがわからない
シミュレーション画像で表示されるTシャツは、各社Mサイズが基準になっていることがほとんどです。
SサイズやLサイズを注文する際はしっかりと記載の数値を確認して、定規を当てながらデザインを決めるといいでしょう。
迷った際は大きめのサイズにしておくのがおすすめです。
クラスTシャツの相場は?
プリントTシャツの相場は1枚1000~2000円と言われています。
予算に応じてTシャツの厚みやプリント方法、発注業者などを検討しましょう。
予算に余裕があれば追加で装飾を入れたり、アレンジもできますよ。
まとめ

ここまでクラスTシャツのデザインについてお届けしました。
クラスTシャツは大切なイベントの思い出となるアイテムです。
ぜひ妥協なく、お好みのデザインを突き詰めてくださいね。
- Tシャツの素材やプリント方法、生地の厚みによって価格が変わる
- 制作会社を選ぶ際は、サイト上でデザインの作成が可能か、使いたい素材やプリント方法に対応しているかを確認しよう
- クラスTシャツにおすすめのデザイン
- トレンドを取り入れたデザイン
- パロディ系デザイン
- ワンポイント風デザイン
- プリント位置やサイズ選びに注意して発注しよう